PTAの本部役員をやっていると、いろんな保護者に出くわします。そして、ため息が出るような文句や相談事の多さに辟易してしまうことも・・・。今回は私のママ友Eさんが小学校のPTA役員をしていた時にいた『なんでも教育委員会に連絡するトンデモ保護者』のエピソードです。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

旗振り当番について、教育委員会に苦情!

PTAの仕事の大きなものの中に、登下校の旗振り当番があります。地域のボランティアの方と協力して保護者が当番制で立つことになっています。でも、それをやりたくない・出来ないという保護者も多数。お仕事の事情で出来ないのであれば個別に相談をして欲しいと伝えてあるにも関わらず、文句を言う人が案外たくさんいるのです。そして学校単位PTAで動いている活動なのに、なぜか教育委員会に苦情を申し立てる保護者がいるのです!「なぜ旗振りをしないといけないんですか?仕事があるので時間ないんですが!」そんなこと、教育委員会の方は知りませーん!

運動会について、教育委員会に苦情!

ここ数年のご時世で運動会を開催していなかった学校も多い印象です。その中でもなんとか保護者の方に参観してもらいたい学校側の意向から「保護者1人まで」という条件付きでの保護者参加形式の運動会を開催している学校もあります。そうしたら、見事にトンデモ保護者が登場!「なんで1人だけなんですか?見せるなら夫婦2人まで入れても変わらないと思うんですが?!」と教育委員会に苦情の電話がやってきたのです。そんなこと、教育委員会の方は知りませーん!

PTA会費について、教育委員会に苦情!

各学校のPTAに欠かせないのが、PTA会費です。地域の自治会もそうですが、会費を集めることで、行事で使う備品を購入したり子供たちのためになるものを購入したりと立派な活動費になるので、会費はとても大事になってきます。もちろん、その会費を大幅に削減する学校もあります。削減と同時に活動も大幅に減らして、保護者の負担をなくしていく方向性のPTAが存在することも。それを知っている保護者は、これまた教育委員会に苦情の電話です!「なんでうちの学校はPTA会費が高いんですか?!おかしくないですか?!」そんなこと、教育委員会の方は知りませーん!

教育委員会の方も「いや、学校ごとにやり方は色々ですので、教育委員会に言われましても何も解決できないかと・・・」とその場で丁寧に対応してくださるそうです。そしてその場を収めてから学校側に連絡をして、そこからPTA本部に話が下りてきます。「いや〜本当、こういうぶっ飛んだ人がね、毎年いるのよね〜。」と漏らすEさんでした。

ftnコラムニスト:南さおり


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.