既読になってしまったが最後、取り返しのつかないLINE誤爆。気をつけたいとは思いつつも、常に気を張っているのも難しく、ついついやってしまいがちですよね。
今回は親友に送るはずだったLINEを間違って彼氏に送ってしまった友人のエピソードをお届けします!
画像: ftnews.jp
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結婚を迷っていて……

友人には付き合って3年の彼氏がいます。お互い20代後半ということもあり、だんだん”結婚”という言葉がチラチラと見え始める時期。彼氏のほうもなんとなく「そろそろかな?」と思っているのが友人にも感じられたそうです。

でも、友人はとある理由で結婚を迷っていました。そしてその迷いを、子どもの頃からの幼馴染でもある親友に常々相談していたそうです。

ある日、「やっぱり無理だよね。結婚の話が具体的になる前に別れたほうがいいのかな……」というメッセージを親友に送ろうとしたところ、間違って彼氏本人に誤爆!
すぐに既読がついてしまい、友人は「やってしまった……!」と真っ青になりました。

本当は彼のことが好きなのに

実は、問題は友人の両親にありました。両親はいわゆる「毒親」だったんです。

父親はすぐに家庭のお金に手をつけるようなだらしない人で、社会人になった友人にも幾度となくお金の無心をしてきました。
母親は子どもを常に管理下においてすべてのことに干渉したいタイプで、友人は彼氏がいることも知られないように必死で隠していたそうです。

彼のことは大好きだけど、結婚したら両親が彼に迷惑をかけてしまうに違いない……そんなふうに考えて、いっそ別れたほうがいいのかと親友に相談していたんです。

まさかの神対応に涙

LINE誤爆後、すぐに彼は友人の家にやってきて、「急にどうしたの?!俺なにかした?」と聞きました。
友人は咄嗟にごまかすこともできず、別れるのを覚悟で彼に自分の両親のことを話しました。
「きっとドン引きされてフラれる……」と思っていましたが、彼の反応は予想外のものだったそうです。

「今まで言えなくて苦しかったよな。でもこれからは2人で一緒に乗り越えていこう。もし両親と縁を切りたいなら俺がなんとかするし、上手く付き合っていきたいならそのための方法を2人で考えよう!」という言葉とともに抱き締められ、友人は思わず涙を流してしまったそうです。

まとめ

悩んだ末、友人は毒親と絶縁することに決めました。彼がサポートしてくれて、今は両親から離れて安心して暮らすことができています。
現在、友人と彼氏は婚約して順調に結婚に向けて歩んでいます。両親が毒親という事実を知っても変わらず愛してくれる彼氏のおかげで、友人の未来は明るいものになりそうです。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの

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