孫のしつけに口を出してくる姑っていますよね。自分の実の母親の言うことなら素直に聞けても、姑の言うことはいちいち腹が立ってしまうという人も多いのではないでしょうか?
今回は1人っ子の孫を思うあまり、変な方向に暴走してしまった姑のエピソードを筆者の知人に聞きました!
画像: ftnews.jp
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「1人っ子はかわいそう」?

知人は2年前、念願の第一子の男の子を出産しました。
年齢や仕事のことも考え、2人目は作らずに1人っ子として大切に育てていこうと夫婦で話し合って決めたのですが、それを知った姑がヒートアップ!
事あるごとに「1人っ子なんてかわいそう」「兄弟を作ってあげるのも親の義務」「1人っ子だとワガママに育って将来本人が苦労する!」と知人夫婦を責めていたそうです。内心うんざりしつつも、「『1人っ子はかわいそう』とか言う人、ほんとにいるんだ……」と思ってのんびり構えていた知人ですが……

「闘争心を養うため」ありえない行動に出る義母

知人が言い返さないのをいいことに、そのうち義母がありえない行動に出るようになりました。

「1人っ子だと両親にチヤホヤされるばかりで甘ったれになる!男がそんなんじゃ絶対ダメ!兄弟を作らないのなら、その分厳しくしないと本人のためにならない」と言い張り、孫にきつく当たるようになってきたのです。

まだ2歳の子どもに抱っこをせがまれても「我慢も覚えないと」と言って無視、機嫌よく遊んでいる子どものオモチャをわざと取り上げて泣かせ「これで闘争心が養われる!」と言い放つなどなど。

さらには「私は6人兄弟の末っ子で姉や兄にいじめられてばかりだったけど、自分で強くなってここまで生きてきた。孫にもそういう強さを身につけてほしいのよ!」と言う始末……

さすがにブチ切れてしまい……?!

温厚な知人も、さすがに限度を超えている姑の言動に耐えられず、ある日ついにブチ切れて「もし強くなって今のお義母さんのように人の痛みが分からないような人になるなら、弱いままでいいです!こんなことを続けるなら息子のためにもならないのでもう来ないでもらえますか?!」と怒鳴ってしまったそう。

自分の言いなりかと思っていた嫁が急に反撃してきて姑はタジタジ。
そこへ知人の旦那さんが「ほんと母さんちょっとおかしいよ。自分の子どもの頃の鬱憤を孫で解消しようとしてないか?!いい加減にしてくれ!」と追い討ちで激怒。

以来、姑は知人宅に来る頻度も減り、だいぶ大人しくなったそうです。

まとめ

孫のことを真剣に考えているのは分かりますが、教育やしつけは親がすべきもの。安易に口を出すと子どもからも孫からも嫌われて孤独になってしまいます。

昔の価値観で育児に物申す姑に舵取りされないよう、時には断固とした拒否も必要かもしれませんね。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの


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