職場に1人はいる嫌いな人。そんな人が退職するとなったら嬉しくなってしまいますよね。今回は、その喜びを仲良しの友人に伝えようとして大失敗したお話。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

いるだけで憂鬱なタイプの同僚

数年前、サービス業に就いていた時の体験です。

同僚にSさんと言う、とても嫌なタイプの女性がいました。やるのは楽な片付け仕事ばかりで、忙しい時間になると、どこかに姿を消してしまう。そのくせ、上司に媚びるのが上手で評価だけは高い。
他の同僚達と「ズルいよね」と言い合ってました。

特に私は大嫌いで、彼女がシフトに入っている日は憂鬱でした。
そんなある日、嬉しいニュースが。

突然の退職

Sさんのご主人が転勤になり、彼女も付いていく事になったんです。
上司に気に入られ居心地の良かったSさんは「辞めたくないなぁ」とボヤきながらの退職となりました。
表面上は「寂しくなるね」なんて言いながら、心の中で小躍りしていた私。嬉しくて仲良しのAちゃんにLINEを送る事にしました。
「Sさん退職、チョー嬉しい!シフト見る恐怖がなくなるね!」

そして、数分後の返信に大慌て。

まさかの復職予定

「そんなに嫌われてるって知らなかったな」
ギョッとして名前を見ると、まさかのSさんに誤爆。焦りましたが今更言い訳しても後の祭り。悩んだ挙句、もう会わないしと、放置してしまいました。

でも翌日、Aちゃんに「ご主人転勤って言っても、また戻ってくるから復職するみたいよ」と聞いて真っ青。
謝るには遅いし、何と言って良いのかも分かりません。

その後は、Sさんの復職はいつかと聞き耳を立てて過ごすハメに。

LINEでの悪口は止めておこう

そして、今度は私が引っ越す事になり退職。Aちゃんによると、その後もSさんが復職する事はなかったそうです。

誰でも嫌いな人はいるし、悪口も言いたくなります。特に嫌いな人が同じだったりすると盛り上がってしまいますよね。
でもLINEは要注意。特に嬉しい時は誤爆しがちです。
悪口は口だけにしておくのが1番かもしれません。

ftnコラムニスト:kanonmaru


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.