人は時に、心細さから判断を誤ってしまうことがあります。しかし、それで人生を棒に振ってしまっては、元も子もありません。今回は、知人女性が陥ってしまった不倫の過ちについてご紹介します。
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上京して、キラキラのキャンパスライフを送るハズが...

知人女性は、東京の大学に進学しました。華やかな都会ならば、楽しいキャンパスライフを送れるハズだと信じていたのです。
しかし、実際はなかなか周囲になじめず、友人も思うように作れなかったそうです。
理想と現実のギャップに悩み、知人女性はどんどんストレスを溜め込んでいきました。

SNSで趣味友探し

寂しさを紛らわせるために、知人女性はSNSに登録してみました。そこで、好きなバンドが同じ男性と繋がり、思いの外盛り上がったそうです。
住んでいる場所が近かったこともあり、彼女は男性と直接会うこととなりました。
ネットを介する出会いは増えていますし、一見、なんの問題もないように思えます。そう、相手が既婚者であるということを除けば...。

既婚者にのめり込んでしまった女子大生

趣味の話で盛り上がるだけでは終わらず、2人は男女の仲へと発展してしまいます。
今まで、寂しい思いをしていた分、知人女性は久々の出会いに舞い上がってしまったのでしょう。オマケに、相手が経済力ある男性だった分、デートもお洒落な場所に連れて行ってもらえたようです。
それがいけないことだと分かっていても、ずっと憧れていたキラキラライフを手に入れた彼女の欲望は、抑えられずエスカレートしていきました。
高級ホテルで夜を共にしたり、近場で温泉旅行にも出掛けたそうです。知人女性は、既婚者の男性にベタ惚れ状態だったといいます。
しかし、楽しい時間はいつまでも続きません。

天国から地獄へ一直線!

ある日、知人女性のスマホに知らない番号から電話が掛かってきました。
驚いたことに、それは不倫相手の奥さんからの電話だったのです!奥さんはおかんむりで「絶対に訴えてやるから!」と宣戦布告してきました。
知人女性は、パニック状態になって不倫相手に助けを乞いますが、相手も「こうなったら仕方ない。俺も腹をくくる。俺も嫁とやり直したいから、嫁に償いをする。君も、慰謝料を支払ってくれ」とのことでした。
そう。不倫相手にとって彼女との交際は、所詮遊びでしかなかったのです。自分たちの交際が純愛だと信じていた知人女性は、深いショックを受けました。

大学中退し、水商売をスタート

とはいえ、大学生の知人女性に慰謝料を支払うことは困難です。彼女は結果、両親にそれを相談しました。
両親は激怒しながらも、慰謝料を支払ってくれました。もちろん、その代わりに大学は中退させられました。両親は「絶対に、慰謝料の金をあんたに返してもらうから!」と彼女に宣告したそうです。
彼女はこれを機に帰郷し、現在は両親にお金を返すために、必死で水商売の仕事をしています。
キラキラライフを夢見た余り、自制心が効かなくなってしまった彼女ですが、その代償はあまりに大きかったようです。

ftnコラムニスト:六条京子


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