姑の嫁イビリがあったとしても、血が繋がっているということもあって、夫が強く出られない場合があります。友人女性も、姑との関係性に悩んでいましたが、ある出来事がキッカケで同居が解消されました。
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夫が一方的に決めてまた同居スタート

友人女性は、結婚当初、姑トラブルが相次いだために同居解消していました。しかし、娘が中学生になった年に、夫が新居を建てると言い出します。

しかもそこで、再び同居をすると言い始めたのです。猛反対する友人でしたが、頑固な夫は聞く耳持ちません。

こうして、友人の意思が尊重されないまま、強引に新居での同居生活がスタートしました。

潔癖症の姑とそこまで掃除できない嫁

同居が始まると、はじめこそ姑は穏やかに振舞っていたそうです。娘も「おばあちゃん」と言って、姑のことを慕っていました。

しかし、だんだんと姑の本性が発揮されていきます。姑は極度の潔癖症で、常に掃除をしていないと気が済まないタチだったのです。

ですが、友人夫婦は共働きということもあって、そこまで掃除を丁寧に行ってはいられません。でも、意地の悪い姑は、友人に文句を言いたくてたまらないのです。

しかし、また嫁イビリが原因で、同居解消されては困ります。そう考えた姑は、姑息な手段に出ます。

娘を呼び出して掃除をさせる性悪な姑

ある日、急に姑は娘を呼び出します。何事かと思い、娘が姑の元へ行くやいなや、急に姑は娘に雑巾を押し付けます。そして「床が汚いから拭け!」と言い出したのです。

優しい姑しか知らなかった娘は、呆然としながらも、命じられるがままに従いました。見ていられなくなった友人も、すぐさま雑巾掛けを始めます。

そう、これこそが、姑のもくろみだったのです!嫁である友人には直接言わず、娘を介して、自分の想いのままに操ったのです。

姑の底意地の悪さに、改めて友人は絶句しました。

耐えきれなくなった娘の号泣で同居解消

こんなことばかり続いて、さすがに娘も我慢の限界を迎えていました。ついには夫に直接「もう、おばあちゃんとは暮らしたくない!」と娘は号泣して訴えました。

愛娘の涙を見て、夫も「このままではいけない」と感じたようです。こうしてようやく、同居が解消されました。

姑は泣きついて「おばあちゃんを許して!」と娘にすがりつきますが、もう遅いです。完全に、娘の心は姑から離れてしまっていましたからね。

こうして、姑は新居を追い出され、現在は1人寂しく暮らしています。これも、因果応報でしょう。

ftnコラムニスト:六条京子

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