健康志向の高まりで、近年多くの人たちが気にするようになった食品添加物。とくにママ界隈では無添加信者が増加しており、SNSでは添加物の危険性やオーガニック食品の情報を発信するママがどんどん増えてきています。しかしそういった無添加ママの中には、無添加への想いが強すぎたが故に、ママ友の輪から孤立してしまった方もいるようです。
画像: 出典:fashion trend news
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思わず唖然!

「よそはよそ!うちはうち!頼むから他人の家のごはんに口を挟むのはやめてほしい」

そう口にする筆者の友人Hちゃんは、以前、無添加信者ママのせいで散々な目に遭ったことがあるそうです。

トラブルのきっかけとなったのが、保育園のお弁当。Hちゃんが通う保育園は3歳児クラスから月に1回お弁当の日があるのですが、ママたちの間でお弁当づくりの話になった時に、その無添加ママがHちゃんのつくったお弁当の写真を見てある一言を発したのだそうです。

「うわ、こんな添加物まみれのもの子供に食べさせてるんだ。〇〇くん(Hちゃんの子供)可哀想だね。」

「病気になったらどうするの?」

無添加ママの一言に、唖然とするHちゃんと周りのママたち。

彼女はそれを全く気にすることなく、続けざまに「子供は常に細胞分裂を繰り返して発達しているんだよ?そんなものばかり食べさせて病気になったらどうするの?」とも言ってきたのだとか。

これにはHちゃんもカッとなりましたが、ママ友の1人が「まあまあ、考え方とか子育てのやり方はその家で違うからね……」とやんわり言ったことでひとまずその場は収まったそうです。

止まらない無添加ママのマウント

お弁当の1件があり、無添加ママとの距離を置くことにしたHちゃんでしたが、その後も無添加ママのマウント攻撃は止まらなかったと言います。

お弁当の日が近くなると、「ねえねえ、今度のお弁当の日、何入れるの~?」といちいち聞いてくるし、遠足で出かけた時なんてお弁当をわざわざ覗きにきたそう。

ただ、この無添加ママのマウント攻撃に遭っていたのはHちゃんだけではなかった模様。どうやらほかのママたちも同じような嫌がらせをされていたようで、結局その後、無添加ママはほかのママからも避けられるように。

価値観の押し付けは人間関係悪化のもと

その後、Hちゃんをはじめ、周りのママたちは無添加ママと関わることがなくなったそうですが、『無添加は悪!』と教えられて育っていると思うと胸が痛むと言っていました。

とはいえ、よそはよそ、うちはうちですから、何も言わずただただ関わらないようにしているそうです。SNSなどで情報を発信する分には構いませんが、興味を持たない周りの人に自分の価値観を押し付けるのはやはり良いことではありません。

無添加に限った話ではありませんが、何かに対して強いこだわりがある人は注意してくださいね!

ftnコラムニスト:なべび


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