仕事や勉強で一息つきたい時、気分転換したい時、この香料が入ったタブレットやガムを口にするとスッキリします。さて、どのような物でしょうか。
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気分爽快!お口がひんやり

「女無天」は「ミント」と読みます。ミントはハーブの一種で料理の彩りにしたり、お菓子に使われたりします。歯磨き粉や入浴剤の香料でもおなじみですね。

飲み物ならカクテルの「モヒート」が知られていますね。ラムベースの酒にミントの葉っぱが入って、見た目にも涼しそうです。

ミントは浮気から生まれた草?

ミントは精霊のメンテーが、草に姿を変えたのが語源だそうです。諸説あるのですが、ギリシャ神話では2種類の話が伝えられています。

冥界の王ハデスが、精霊のメンテーと浮気しました。王妃のペルセフォネが大いに怒り「お前など雑草になってしまえ!」と、呪いをかけミントの葉にしてしまったということです。

冥界の神殿の庭に可愛らしい花を咲かせ、踏まれると自分はここにいるという意味で香りを出して人に知らせようとしたという悲しいお話です。

もしくは、ハデスにしつこく言い寄られたメンテーをかわいそうに思ったペルセフォネが、一時的にミントに姿を変えさせて身を隠させたという逸話もあります。

「ハッカ」とは違うの?

日本には同じスーッとする草で「薄荷(ハッカ)」もありますね。ハッカは日本の在来種で、ミントの仲間に当たります。

ミントは穏やかで甘い香りのするスペアミント系と、香りも清涼感も強いペパーミント系に分けられます。ハッカはペパーミント系で、喉や鼻がすーっとするキャンディでもおなじみですね。

writer:海辺のつばくろ


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