青い空をすーっと飛んでいく鳥の姿は爽やかで、つい目で追ってしまいますよね。さまざまな鳥のなかでも、日本で古くから愛されてきた鳥のひとつが「子規」です。「杜鵑・時鳥・子規・郭公・不如帰」はすべて同じ鳥をさすのですが、何と読むかご存じですか?
画像: ftnews.jp
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正解は?

正解は、「ほととぎす」です。

ホトトギスは別名が多く、文目鳥や黄昏鳥などとも呼ばれます。やや高い声でキョキョキョ……と鳴き、万葉の時代の人にはその鳴き声が「ほととぎす」に聞こえたため、ホトトギスと呼ばれるようになったのだとか。現代では、ホトトギスの鳴き声は「テッペンカケタカ」「特許許可局」に似ていると言われています。

「郭公」は「かっこう」とも読み、かつてはホトトギスもカッコウも、同じ鳥として扱われていました。カッコウは托卵の習性が知られていますが、ホトトギスも托卵をおこなうのだそうです。
ホトトギスは、「鳴かぬなら…」の川柳でも有名です。

ホトトギスが鳴かないとき、織田信長は「殺してしまえ」、豊臣秀吉は「鳴かせてみよう」、徳川家康は「鳴くまで待とう」と、三者三様の武将の性格があらわされています。目の前に鳴かないホトトギスがいた場合、皆さんならどうしますか?

writer : umeko0512


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