月は15日で満月を迎えて、また欠けていきます。およそ30日間隔で満ち欠けを繰り返しますね。では、「立待月」は何日目の月で何と読むのでしょうか。
画像: ftnews.jp
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17日目の月

「立待月」は「たちまちづき」と読みます。満月を2日過ぎた17日目の月で、右側が少し欠けたような形です。時間にして日没後の約1時間後、午後7時くらいに出てくる月とのこと。

「立ち待ち」という名が付いたのは、太陽が沈んだ後、今か今かと立って待っている間に姿を現してくる月だからということです。

「たちまち」の語源

この「立待月」、現代でもよく使われる「たちまち」(忽ち)の語源なのだそうです。

「SNSに有名人を批判する書き込みをしたら、たちまち炎上した。」といったように、すぐに、急にという意味合いで使われますね。

立って月を待つのが1時間ほど、現代人にとっては、少し時間が経ったように感じられます。昔の人はおおらかで、時間の流れがゆるやかだったのでしょうね。

writer:海辺のつばくろ


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