真冬の寒さが本格化してきて、あったか〜いタイツや分厚いソックスに頼らないことには冬が越せない事態になってきました......本記事では、パンツの下にもタイツやレギンスをはいて防寒せずには生きられないほどの超冷え性ゆえタイツやソックスが大好きなエディター沖島が、2021-22年真冬のレッグウェアのトレンド事情を解説します。
画像: 出典:fashion trend news
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注目株①:ストッキングにしか見えないのに実は厚手の“フェイクタイツ”

ストッキング見えするのに実はタイツという、いわゆる“フェイクタイツ”が売れています。肌に当たる面がベージュで、表側をブラックやグレー・ブラウンなどの濃色でおおい、まるで肌が透けているように見えるタイツです。

“フェイクタイツ”が人気の理由

☑️ 黒タイツと比べて圧倒的に抜け感が出る
☑️ デニール(厚さ)の選択肢が幅広く、足もとをしっかり防寒できる

画像1: 肌が透けているように見えるのに80デニールタイツ¥759/しまむら(福助) 出典:『しまむら』公式オンラインサイト

肌が透けているように見えるのに80デニールタイツ¥759/しまむら(福助)

出典:『しまむら』公式オンラインサイト

エディター沖島が愛用しているのは、『しまむら』で購入した『福助』の「肌が透けているように見えるのに80デニールタイツ」(¥759)。クロッチ部分にマチがついていて立体的ではきやすいうえ、ほどよいサポート力があり、フィット感高めのはき心地がお気に入りです◎。『福助』の“フェイクタイツ”には、さらに厚手の110デニール(¥979)、そしてベージュ部分を裏起毛仕立てにしたもっと暖かい160デニール(¥1089)、200デニール(¥1419)もありました。

画像2: 肌が透けているように見えるのに80デニールタイツ¥759/しまむら(福助) 出典:『しまむら』公式オンラインサイト

肌が透けているように見えるのに80デニールタイツ¥759/しまむら(福助)

出典:『しまむら』公式オンラインサイト

表から見ると黒ストッキングをはいているようにしか見えないのに、ひっくり返して裏にするといちめんがベージュカラーという、観察すればするほど不思議なタイツです。表側に黒・肌に触れる裏側にベージュの糸が見えるよう“プレーディング編み”という技法を採用して編み上げられているそう。着用したときに、表の黒い糸の編み目がグーンと引き延ばされることで、裏のベージュ糸が透けるように見える構造になっており、ベージュが肌の色のように見えるため、“フェイクタイツ”とよばれているんですね。黒ストッキング特有のシェーディング(陰影)効果がそのまま生かされているため、脚が細く見えるのもヒットの理由かと思われます。

画像: (左)フェイク黒ストッキングレギンス¥1,100・(中央)綿混タイツ無地¥330・(右)フェイク黒ストッキングタイツ¥1,100/3COINS 出典:PAL CLOSET『3COINS(スリーコインズ)』公式オンラインストア

(左)フェイク黒ストッキングレギンス¥1,100・(中央)綿混タイツ無地¥330・(右)フェイク黒ストッキングタイツ¥1,100/3COINS

出典:PAL CLOSET『3COINS(スリーコインズ)』公式オンラインストア

みんな大好き“スリコ”こと『3COINS』でも、ストッキング見えする“フェイクタイツ”(左)や“フェイクレギンス”(右)が大人気! 真ん中の黒タイツと比較して、どちらも抜け感&美脚見え効果がアップしているのが一目瞭然です。「黒タイツはMY定番だけど、ちょっと飽きてきた」「薄見えが好きだけれど、寒いのは苦手」「脚を厚ぼったく見せたくない」という方、ぜひ“フェイクタイツ”を試してみてください。

注目株②:アンクル丈ブーツと好相性な“ルーズソックス”

足首部分をくしゅくしゅとたるませてはくボリューム満点の“ルーズソックス”が女子高生の足もとトレンドを席巻したのは1990年代半ば、ギャルファッション全盛期のころ。令和になった今、アンクル丈のショートブーツ人気の高まりに比例するように、はくだけでコーディネートにリラックスムードをもたらすカジュアルソックスの代表格が再び注目されています。

“ルーズソックス”が人気の理由

☑️ 人気カムバック中の90年代トレンドの筆頭株
☑️ 大ヒット中のアンクル丈ブーツと好相性

画像: ヒートテックチャンキーリブハイソックス¥790/ユニクロ(ユニクロ ユー) 出典:『ユニクロ』公式オンラインストア

ヒートテックチャンキーリブハイソックス¥790/ユニクロ(ユニクロ ユー)

出典:『ユニクロ』公式オンラインストア

平成の女子高生はミニ丈プリーツスカート&ローファーを合わせてはいていたと思うのですが、成長して大人になった令和女子は、ひざ上丈のキュロットパンツに、アンクル丈ブーツのはき口からくしゅくしゅとルーズソックスをチラ見せするのがおしゃれかと。エディター沖島は『ユニクロ ユー』の「ヒートテックチャンキーリブハイソックス」(¥790)を愛用しております。はいた瞬間からあったかくて、大人っぽいニュアンスカラーがお気に入り。

画像: ヒートテックデオドランドチェックソックス¥590/ユニクロ(ユニクロ アンド JW アンダーソン) 出典;『ユニクロ』公式オンラインストア

ヒートテックデオドランドチェックソックス¥590/ユニクロ(ユニクロ アンド JW アンダーソン)

出典;『ユニクロ』公式オンラインストア

また、ミニ丈ボトムに合わせるほかに、パンツの裾をくしゅくしゅソックスの中にインしてふんわりさせる足もとコーデも流行しています。上級スタイリングではありますが、肌が露出せず防寒にも役立つうえ、手持ちのパンツで手軽にイメージチェンジできるので、ぜひ試してみてください。

注目株③:敏感肌さんに優しい“天然素材タイツ”

肌にピタッと密着するタイツ選びですから、肌の弱い方や敏感肌の方ほど気を遣うもの。その点、コットン・ウール・シルクなどの天然素材を使ったタイツなら、かゆみなどの肌荒れリスクが軽減されると思います。テカリのないマットでナチュラルな質感がコーディネートになじみやすいのも◎。

“天然素材タイツ”が人気の理由

☑️ 肌トラブルが軽減される
☑️ マットな質感でどんなコーデになじみやすい

画像1: 足なり直角 かかとに合う タイツ¥990/良品計画(無印良品) 出典:『無印良品』公式ネットストア

足なり直角 かかとに合う タイツ¥990/良品計画(無印良品)

出典:『無印良品』公式ネットストア

エディター沖島が愛用しているのは『無印良品』の「足なり直角 かかとに合う タイツ」(¥990)です。オーガニックコットンを75%使用していて暖かいうえ、足の形に合うよう、くるぶしから下が直角構造になっていてフィット感が高く、傷みやすいつま先やかかとが丈夫に作られているのが特長です。

画像2: 足なり直角 かかとに合う タイツ¥990/良品計画(無印良品) 出典:『無印良品』公式ネットストア

足なり直角 かかとに合う タイツ¥990/良品計画(無印良品)

出典:『無印良品』公式ネットストア

スタイリストやエディターなどおしゃれプロの間では、『ロンハーマン』などで買える『ブルー・フォレ(BLUE FORET)』のコットンタイツ(¥4,400)も人気。これまた最高のはき心地なのですが、やや高額なため、『無印良品』のものがリーズナブルで手に取りやすいのではと思います。真冬でも抵抗なくミニ丈ボトムにチャレンジできますので、ぜひお試しください。

以上、エディター沖島が注目している2021-22真冬のレッグウェアトレンドをご紹介しました。お好みに合うタイツやソックスを味方につけて、寒さ本番シーズンを頑張って乗り切りましょうー!

※本記事の掲載内容には個人の私物や感想が含まれ、価格や在庫などの最新情報は変更する可能性があります。最新の情報は各メーカーやブランドの公式サイトや店頭にてご確認ください。

Senior Writer:Asami Okishima


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