筆者は、現在36歳。女性にとって30代というのは仕事で責任ある行動が求められ、プライベートではフォーマルなシーンに直面する機会が増えるもの。特に洋服はリーズナブルでも良いモノいっぱいですが、ジュエリーや時計になると、やはり本物の存在感は圧巻。そこで、いつかは買いたい,
品格ある名品ジュエリーと時計を改めて考えてみました。【ショーメ】【カルティエ】【MIKIMOTO】。ファッションの世界では、当然のように名の知れたブランドばかりですが、そんなメゾンの中でも「これは特に永遠の名品」というものをピックアップしました。憧れの本物を、身近に感じてみてください。

ショーメ 
皇帝も愛したジュドゥリアンペンダント

画像: ショーメ 皇帝も愛したジュドゥリアンペンダント

ジュドゥリアンペンダント¥332,200 出典ftn

歴史を築いた高い品質と技術

世界5大ジュエラーの一つで、1780 年創業のパリのジュエラー「ショーメ」。シ ョーメはヴァンドーム広場のアトリエで、ティアラをはじめとするジュエリーやウ ォッチなど数々の作品を生み出し世界中で愛されています。高い品質と技術力が確かな評判を生み、創業して間もなくナポレオンの皇后ジョセフ ィーヌの御用達ジュエラーとなりました。今回ご紹介したいのは「想いを表現するジュエリー」を現代風に再解釈したリア ンコレクションです。

ショーメのシンボルと言えばコレ

ショーメを代表するジュエリーが、リアンコレクション。メゾンを象徴するシンボルとも言えるデザインです。ナポレオンと皇后ジョセフィーヌの出会い・重なりを描いたクロスモチーフがアイコンです。そのリアンコレクションのアイコンを、現代のスタイルに合わせて、よりスマートにしたのが、新生リアンコレクションのジュドゥリアンペンダントです。持っていれば、ずっと長く使える、大人女性のためのジュエリーです。

合わせるなら、こんなスタイル

シンプルで少し光沢感のある白Tや黒いロングワンピ、軽やかなプリーツスカートにも好相性です。ビジネスのシーンでもシャツ一枚でさらりとコーデにしたり、とろみ感のあるオイスターベージュのブラウスから揺れて見えるペンダントは利発でエレガントな自分を演出してくれます。

カルティエ
実は腕時計も名品タンクフランセーズ

画像: タンクフランセーズ ¥396,000 出典ftn

タンクフランセーズ ¥396,000 出典ftn

世界で初めて腕時計を作ったのはカルティエだって知ってますか?
カルティエというと、まずジュエリーを思い浮かべますが、今回はあえて腕時計に注目し、ご紹介したいと思います。

カルティエは創業当初からフランスに留まらず世界各国の王室御用達のブランドでしたが、 1905 年世界初の腕時計製造に成功し ます。当時はまだ懐中時計が主流でしたがメゾン創業主のルイ・カルティエが飛行機のパイロットである友人のアルベルト・サントス・ デュモンから、「操縦していても時間を確認できる時計が欲しい」と依頼を受けます。そこで、皮のベルトに時計盤が施された世界初の腕時計が完成します。これが腕時計「サントス」の誕生のストーリー。

世界初の腕時計を開発し、生産まで自社で行えるカルティエ 。ジュエリーブランドとして名を馳せるだけにとどまらず、早い時代から実用性ある腕時計に着目したのはさすが。そんなカルティエが生み出した、腕時計には様々な思いが込められています。新しい時代を切り開いた最初の腕時計が「サントス」だとすれば、女性の華奢な腕でジュエリーのように輝きかつ、正確な時間を告げるのが、「タンク」シリーズ。大人の女性には今回これをお勧めしたいと思います。

シンボルはタンク

カルティエの時計の中でも、代表アイテムと言えるのがタンクシリーズです。ブレスレットと一体化した長方形のスクエアのフェイスが特徴のモデル。四角形の輪郭は、凛々しい強さを醸し出しつつ、約31㎜×24㎜の小ぶりなフェイスは、女性らしい優しさも描き出します。どんなトレンドにも、ドレッシーなスタイルにもカジュアル目の服装にも合い、世代を超えて長く使える定番デザインなのが、おススメのポイントです。

合わせるならコレ

これからの季節、より夏向けなのがこのステンレス素材のタンクです。汗にも負けないステンレスのベルトは涼しげにコーディネートを引き立ててくれます。ベージュカラーのワンピースやシンプルな白いシャツにボトムスはパンツのコーデにキリッとあわせてみたいですね。

MIKIMOTO
歴史をパールのネックレス&ピアス

画像: MIKIMOTO 歴史をパールのネックレス&ピアス

世界初のパールジュエリー

世界で初めてパールの養殖に成功したのがミキモトです。 それまでの真珠は、天然真珠と呼ばれ1000個の貝のなかに、1 個あるかないかの大変希少で高価なものでした。創業者の御木本幸吉氏は世界中の女性をパールで美しく飾りたいという思いを胸 に、パールの養殖を世界で初めて可能にします。

「日本の真珠商人が扱っている養殖真珠は、天然真珠の模造品であり、それを売るのは詐欺商法だ」と伝える記事が、1921 年ロンドンの新聞に掲載されました。パリでも養殖真珠に対して疑いの目が向けられ民事裁判となりましたが、MIKIMOTOは勝訴しました。この「パリ真珠裁判」をきっかけに、養殖真珠と MIKIMOTOは世界に広く認められたのです。

発明王エジソンも驚き、MIKIMOTO パールに感激しこんな言葉を残しています。「これは養殖ではなく真の真珠です。私の研究所でできなかったものが二つある。一つはダイアモンド、もう一つは真珠です。あなた(御木本氏※筆者注釈)が動物学上からは不可能とされていた真珠を発明完成されたことは、世界の驚異です」。

アイコンはコレ

世界初のパールの養殖を成功させたことに留まらず、世界に知ってもらうために様々な努力を怠らなかった幸吉氏。シンプルなコーディネートでも際立つ存在感はパールの輝きがなせる業。シンプルなシャツスタイルからドレスにまでどんなスタイルにもあわせやすいのは質の良さがあるからこそ。今手にしたい至極の一品。

こんなスタイルに合いそう

タイトスカートでも、クールにパンツとジャケットでも。そんなクールもコンサバティブでもエレガントに格上げしてくれるのがMIKIMOTOパールの実力。滑らかな生地が魅力的なブラウスに合わせれば、内側から滲み出る輝きで女性らしさを演出してくれる力強いパートナーに。

5月6日に今年の注目トレンドとしてご紹介した、フーディやスポーツミックスをテーマにしたコーディネートでもパールをオンすればちょっと変身。上質を演出しながらも肩の力の抜けた「今」らしいコーディネートを完成させることができます。

※本記事の価格はすべて税込みです。


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