今年のアウターもう決まった？
いまおススメしたい2020年冬のダウンジャケットJOTT

2020-10-21

【ftn編集】Tasuya Murashige @ 【ftn】fashion trend news|ファッショントレンドニュース|お手軽カンタン！おしゃれの最新トレンドニュースマガジン

Fashion Report

秋も深まり、真冬の防寒アウターを考える冬シーズンももうすぐ――そんないま、おススメしたいアウターブランドがフランスの【JOTT】（ジョット）。ファッションの世界では数年前から少しずつ注目を集めていたダウンジャケットですが、今年はいよいよ大ブレイクするかも。というのも、日本の気候に合った作りとお財布にやさしいコスパ感が今のファッションの流れにピッタリなので。全国で期間限定店も巡回中なので、お近くの人は要チェック。そんなJOTTの魅力に迫ります。

画像: 定番ロングダウンVEROは毎冬の一番人気　42,900円 — 定番ロングダウンVEROは毎冬の一番人気　42,900円

JOTTとは？？

JOTTはフランスの主要都市のひとつマルセイユで2010年に生まれたブランド。約40年続くフランスのファッション企業が作る、仏人デザインのダウンジャケットをラインナップしています。

JOTTの最大の特徴は、都会で使いやすい、「軽くて持ち運びしやすいダウンジャケット」なことです。ダウンジャケットの人気ブランドは、多くが本格的な雪山登山用のダウンのメーカーたちです。だから最高水準に温かいのだけど、着たまま電車や屋内に入ると「ちょっと暑いくらい」とか「モコモコでかさばる」といったデメリットもあります。そこに着目したのが、JOTT。このブランドが目指したのは、都会で着るときに「ちょうど良いダウン」というわけです。

雪山に対応するほどのクオリティだと、温暖化している今の都会の気候には、ちょっと“オーバースペック”では？――街で着て歩き、屋内に入っても暑すぎない、電車内で脱いでもかさばらない。そんなダウンがあっても良いのでは。と考えて作られているのが、ここのダウンです。

画像: ノーカラーダウンインナー使用も可能　BASIC MODEL　DOUDA　35,200円 — ノーカラーダウンインナー使用も可能　BASIC MODEL　DOUDA　35,200円

手のひらに収まるダウン⁉

画像: 全てのBASICモデルが、このパックに丸めて収納できるパッカブルのデザイン — 全てのBASICモデルが、このパックに丸めて収納できるパッカブルのデザイン

JOTTのデザインライトダウンは、大半が折り畳みできるパッカブルのデザインになっています。ダウンジャケット本体の裏地にパック（袋）がついていて、本体を折りたたんでいくと、片手の手のひらに収まるほどにコンパクトにまとまります。小さく折りたためるほど、軽量でライトに抑えた作りになっています。中の素材はダウン90％・フェザー10％と本格派ダウンのクオリティ。でもそれをてんこ盛りにせず、スマートなボリューム感に。

このダウン量の“ちょうど良さ”はもう一つの魅力にもつながっています。というのも、ダウンジャケットの素材は年々価格が上がっています。高級素材をふんだんに使って分厚いダウンジャケットを作ると、お値段も高くなっていきます。

　そこで防寒性も価格もちょうど良いところに収めているのが、JOTTの魅力です。現在世界で1500以上の場所で販売され、人気が高まるインポートブランドですが、日本での価格は2万円台～４万円台が中心。このお値段で、ヨーロッパインポートのダウンブランドが買えるのは、かなりのコストパフォーマンス。