もうすぐ父の日(6月21日)ですね。父の日と言えば、毎年その直前に発表されるのが、その年一番ステキなお父さんを発表する「ベストファーザー賞」が風物詩。今年も、「第39回ベスト・ファーザーイエローリボン賞2020」(一般社団法人メンズファッション協会=MFU=八木原保理事長=主催)が発表されました。気になる今年のベストファーザーは、全部で3人。早速、そのお三方をご紹介します!

<政治・経済部門  長谷部健氏 (渋谷区長)>

プロフィール 1972年東京都生まれ。専修大学商学部卒業後、株式会社博報堂入社。退職後、清掃活動などを行うNPO法人「greenbird」を創設。2003年から3期連続で渋谷区議会議員にトップ当選を果たす(在任期間~15年)。15年に無所属で立候補し、2万5000票以上を集めて区長に当選。同年4月より現職。

父親像 2017年には区立の小中学校の全生徒にタブレットを配布するなど先進的な子育て政策で注目される長谷部渋谷区長。子育て区民とのコミュニケーションに無料アプリ「LINE」を活用して、きめ細かな行政を行うのも三人の娘の子育て真っ最中の父親の強い気持ちがあればこそ。三姉妹に望むことは、とにかく健康で、何か一つのことを続けること、そして、すべての子供たちに「失敗を恐れずにどんどん広い世界へ飛び込んでいってほしいとのこと。多様性を認め、新たな価値を創造し、世界に誇れる街づくりに邁進するエネルギッシュな区長であり、子供の可能性を最大限引き出そうとするオープンマインドな父親です。

<芸能部門 藤木直人氏(俳優)>

プロフィール 1972年千葉県出身。95年、早稲田大学在学中に映画『花より男子』で俳優デビュー。以来、テレビドラマ、映画、蜷川幸雄演出作をはじめとする舞台公演などで活躍。99年に歌手デビュー。2005年からはトーク番組『おしゃれイズム』のパーソナリティに。

父親像 俳優として活動するかたわら、ミュージシャンやパーソナリティとしても才を発揮。2012年にはベストドレッサーにも選ばれた藤木直人さん。NHK連続テレビ小説「なつぞら」での心優しい父親役は記憶に新しいところですが、家庭では中学2年生を筆頭に三児の父親。子供を授かることで父親という役割が与えられ、その喜びと感謝と責任は人一倍です。まさに子供とともに成長するという自覚が強く、いろいろな経験を通して知的好奇心を育てることがモットーで、餅つき、よもぎ摘み、虫取り、かまくらづくりなど季節に応じた経験を共有し、無償の愛を注ぎ続ける父親です。

<スポーツ部門 田中史朗氏(ラグビー選手)>

プロフィール 1985年京都府生まれ。9歳でラグビーを始め、伏見工業高校、京都産業大学を経て、三洋電機ワイルドナイツ(現・パナソニック)へ加入。日本代表キャップ数は75。歴史的勝利を収めたラグビーワールドカップ2015年大会の南アフリカ戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。2019年からキヤノンイーグルス所属。

父親像 日本チーム史上初のベスト8進出で日本中を熱狂させ、そのチーム力を世界にアピールしたラグビーワールドカップ2019日本大会。すべての試合にゲームの流れを変えるキーマンとして交代出場し、ファンに強烈な印象を刻み込んだ田中史朗さん。今大会にのぞみ、まさに「命がけ」で戦いに挑んだ田中さんのスパイクには、妻と6歳の長女、3歳の長男の名前が縫い込まれていました。「一緒になって子供との時間を楽しみ、飽きさせないこと」を子育ての基本とし、そのためには自由であることを大事にすると言い切ります。強制からは楽しさも工夫も生まれないとし、あくまでも子供の自主性を大切にする父親です。


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