皆さんの周りに「親切でいい人」と評判の人物はいませんか。誰にでも笑顔で接し、困っている人を助ける姿を見ると、自然と信頼感も生まれてしまいますよね。しかし、中には表の顔と裏の顔がある人も。今回は、筆者の友人M華が体験した、思わず背筋が寒くなった出来事をご紹介します。

自分の話まで広まっていた

ある休日、スーパーで、近所に住む見かけたことのある女性から「お母さんの体調、大丈夫なの?」と声をかけられました。突然のことに動揺しながら、実家の母が入院したことをA子へ何気なく話したことは思い出したものの、その女性には伝えてはいなかったので、疑問に思うように。

さらに後日「転職を考えているんでしょう?」と別の住民から言われました。それもA子にしか話していない内容でした。

そこでM華はようやく気づきます。A子は相談に乗るふりをしながら、人から聞いた話を次々と周囲へ広めていたのです。

娘のひと言で明らかになった真実

このことを確信したのは、A子の娘であるB子と話した時でした。

B子は苦笑しながら「母、昔からそうなんです。人助けが好きというより、人の情報を集めるのが好きなんですよ。だから私は昔から母に大事な話をしないようにしていました」と言ったのです。

まさか実の娘まで同じことを感じていたとは思わず、M華は言葉を失いました。その後は距離感を見直し、個人的な話をしないようにしたところ、余計なトラブルに巻き込まれることもなくなりました。

親切そうに見える人が、本当に信頼できる相手とは限りません。相手の優しさに甘えるだけでなく、自分の情報を誰に話すのか慎重になることも大切です。「話しやすい人」と「信用できる人」は必ずしも同じではない。その違いを痛感したエピソードでした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。