家事の負担を感じていても、無理をしてしまうことはありませんか? 友人も長年ひとりで家のことを担っていましたが、不妊治療をきっかけに「このままでいいのだろうか」と、考えるようになりました。 そこで、夫にある提案をしたところ、状況が変わっていきます。今回は、友人の体験談をご紹介します。

考え方が変わったきっかけ

夫は結婚してから、家事をほとんどしていませんでした。

私は「家のことは私がやるもの」と思っていたため、特に大きな不満もありません。料理や洗濯、掃除も、自分の役割として自然にこなしていたのです。

ところが30代後半になり、本格的に不妊治療を始めてから、少しずつ気持ちが変わっていきました。

不妊治療は想像していた以上に、心身への負担があります。急に通院が入ることもあれば、体調が優れず予定通りに動けない日もありました。

これまで当たり前にできていた家事が思うように進まず、「今日は、何もしたくない」と感じる日も増えていったのです。

伝わらないもどかしさ

それでも夫は、今までと変わらない感覚でした。

「働いてないんだから」

「病院に行く日があるだけでしょ」

不妊治療がどのようなものなのか、彼にはうまく伝わっていなかったのでしょう。私はそのたびにモヤモヤするものの、どう説明したらいいのか分かりませんでした。

周りからは、
「子どもが生まれる前に、家事を覚えてもらった方がいいよ」
と言われることもありました。

最初は「その時になったら変わるだろう」と思っていました。けれど、このままの状態で子育てが始まったら、私ひとりで抱え込むことになるのではないかと感じるようになったのです。