筆者の友人・N美には2歳年下の妹がいます。N美は幼い頃から自分よりも妹を優先する両親に寂しさを感じていました。そんな家庭環境がN美の妹に『常に自分が一番』と思わせるきっかけになってしまったようで──。
ちょうど同じころ、F加の娘がドイツへ留学することになったという連絡が……。
F加は「やっぱり子どもにいろいろな経験をさせてあげるのが親の役目」と言い出しました。
息子の話をすると「分相応」「S君(息子)はどうせ高卒になるんだからそれで十分」と私どころか息子までバカにしたような言い方をしたのです。
決断
私はF加の性格をわかっていたつもりでしたが、息子のことまでバカにされるとは思いませんでした。
さすがに腹が立った私は「そこまで言われる理由はない」と伝え、F加との関係を切ることを決めました。
F加は『自分が一番大切にされるべき存在』という意識を、小さい頃から植え付けられ、そのまま大人になってしまったのかもしれません。
たった二人の姉妹なのに、私はとても残念な気持ちです。
それからもF加からは定期的に連絡が来ますが、私はもう付き合うつもりはありません。
【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業し、教員免許を取得。OLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの『ちょっと訳あり』な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地・職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。