皆さんは、職場を決める際に面接で言われた言葉を鵜呑みにしてしまった経験がありませんか。「アットホームな職場です」と聞けば、働きやすい環境なのだろうと思い込んでしまいますよね。しかし、中には“距離感が近すぎる”ことを美化しているケースも。今回は、筆者の友人R子が社会復帰した際に遭遇した、驚きの職場エピソードをご紹介します。

アットホームな雰囲気って?

数週間後、R子は次第に疲弊し、子どもの学校行事を理由に飲み会を断ったところ、ベテラン上司から「会社にも家族がいると思ってもらわないと! 今回は承諾するけど、来週は絶対に来てね」と驚きの発言が返ってきたのです。その瞬間、R子は心の中で「これはアットホームな雰囲気ではなく、公私の境界線が曖昧なだけなのでは」と冷静になることができました。

結局R子は、その会社を数か月で退職。現在は別の職場に勤務しています。“家族みたいな会社”という言葉は、一見温かく聞こえるものですが、公私の境界を曖昧にする危険なサインになっている場合もあります。

働きやすさとは、距離が近いことではなく、お互いを尊重できる関係なのかもしれないと改めて感じたエピソードでした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。