皆さんは、職場を決める際に面接で言われた言葉を鵜呑みにしてしまった経験がありませんか。「アットホームな職場です」と聞けば、働きやすい環境なのだろうと思い込んでしまいますよね。しかし、中には“距離感が近すぎる”ことを美化しているケースも。今回は、筆者の友人R子が社会復帰した際に遭遇した、驚きの職場エピソードをご紹介します。
不安とわくわくが入り混じる久しぶりの就職活動
R子は30代の主婦です。子どもが小学生になり、少し手が離れたことから、パートではなくフルタイム勤務に挑戦することを決意しました。
久しぶりの就職活動に緊張していたR子でしたが、ある会社の面接で「社員同士の仲が良くて、家族みたいな雰囲気なんです」と言われ、興味を持った会社がありました。面接官も終始にこやかで「困った時はみんなで助け合う会社ですよ」と何度もアピールしていました。
その会社の面接を通過し、見事合格。「ブランクがある私でもここなら大丈夫かもしれない」と感じたR子は、その会社への入社を決めたのです。
初日に知った“独特すぎるルール”
ところが、入社初日から違和感を感じ始めます。朝礼が始まると、社員全員で社訓を大声で暗唱。その後、初日にも関わらず一人ずつ「今日の目標」を発表させられたのです。
さらに驚いたのは昼休みでした。「新人さんは先輩と一緒にランチね!」そう言われ、半ば強制的に全員参加の昼食会へ。
しかも食事中は仕事の反省会が続き、プライベートな質問まで飛んできます。「旦那さんのお給料だけじゃ厳しいの?」「2人目は考えてる?」「家では誰が主導権握ってるの?」
初対面とは思えない距離感に、R子は笑顔が引きつってしまわないよう必死に表情を取り繕いました。
極めつけは、「うちは家族みたいな会社だから、社員同士の社外での付き合いも大事にしてるの。飲み会は基本参加ね!」と退勤前に告げられた“職場ルール”でした。しかも、その飲み会は毎週開催。断ると「協調性がない」と陰で言われるのではないかと考えてしまう空気感に参加せざるを得ない状況が続きました。