これは友人Aから聞いた話です。
義父が病院で受診するのに付き添った際、義母の思いもよらない対応に戸惑い、それをきっかけに義実家との関わり方を考え直すようになった出来事をご紹介します。

幸いにも、義父の病気は命に関わるようなものではなく、その点についてはひとまず安心することができました。
ただ、割り切れない気持ちは帰り道になっても消えず、車の中には重たい空気が流れたままでした。なんとか義両親を家まで送り届けたあと、帰宅したAは思わず涙があふれてしまったそうです。

その後、夫が帰宅してから出来事をすべて話し、今後の義実家との関わり方について相談しました。
それを機に、義実家の用事は基本的に夫が対応するようになり、A自身は少しずつ距離を取るようになったのです。

同時にあの出来事は、「これ以上無理をしてまで尽くさなくていいんだ」と、自分を守るための線引きを考えるきっかけにもなったのでした。

【体験者:50代・会社員、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:fumo
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。