パートナーの退職や転職、一言相談してほしいと思いますよね。今回は、筆者の友人が語ってくれた“夫からの突然の退職宣言”エピソードを紹介します。

優しい夫がため息をつくように

わが家は共働きで、二人の子どもがいます。

通っていた大学で出会った夫は、とても優しくて子煩悩。少し口下手で気が弱いところもありますが、優しい人柄に惹かれて結婚しました。

大学のサークルでも、アルバイト先でも、そして就職した会社でも頼りにされることが多い夫。

結婚後も順風満帆だった夫ですが、あるときから、ふとしたときにため息をつくようになったのです。

「会社を辞めようと思う」突然の宣言

最初は疲れているのかと思いましたが、だんだんとその様子が暗くなっていくのを見て「どうしたの?」「大丈夫?」と気にかけていました。

私が話しかけるとハッとした表情になり「ごめん、疲れてただけ」「大丈夫!」といつもの笑顔に戻る夫。仕事が忙しい時期なのだろうと思いながらも、そのままにしていました。

それから数か月後のことです。

子どもたちを寝かしつけた後、夫が暗い表情で声をかけてきました。

「会社を辞めようと思う」と、ぽつりと告げた夫。私の頭の中は真っ白に、そしてすぐに「住宅ローンは?」「子どもたちは?」「生活はどうしたら……」など、言いたいことがぐるぐると頭の中を駆け巡ったのです。