友人から聞いた話です。
休みの日まで働くシングルマザーの女性について、友人は勝手に「生活が大変だから無理して働いているんだろう」と思い込んでいました。でも休憩中に聞いた“働く理由”は、彼女の想像とはまったく違っていたのです。
休みの日まで働くシングルマザーの女性について、友人は勝手に「生活が大変だから無理して働いているんだろう」と思い込んでいました。でも休憩中に聞いた“働く理由”は、彼女の想像とはまったく違っていたのです。
その人が働く、本当の理由
「これ、生活費じゃないんです」
そう笑いながら教えてくれたのです。
息子さんと一緒に出かけたり、美味しいものを食べたりする時間を大事にしたい。
そのための“ちょっと贅沢するお金”を、こうして貯めているのだそうです。
さらに、こんなふうにも話していました。
「息子との時間が減るほどは働かないって決めてるんです」
その言葉が、とても印象に残りました。
私は勝手に、「休みの日まで働く=生活が苦しい」と思い込んでいたのかもしれません。でも実際は、“苦しいから働く”だけではなく、“自分が大事にしたい時間のために働く”という選択もあるのです。
同じように働いていても、その理由ひとつで、こんなにも前向きな空気になるのかとハッとしました。
そんな考え方が、とても素敵だなと思ったのです。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:森奈津子
海外生活や離婚、社会人での大学再入学など、多彩な経歴を持つライター。現在は幼稚園教諭として保護者の悩みに寄り添うほか、日々の人付き合いの中から生まれるリアルな本音に耳を傾け、多様な価値観に触れてきた独自の視点でそれらを記事にしている。