これは、私が親から受け継いだ「立場で縛らない子育て」を我が子に実践した実体験です。
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自分が親から言われたことのない「あの言葉」

私は親から、「お姉ちゃんだから我慢しなさい」や「上の子なんだからしっかりしなさい」といった、生まれ持った立場を理由にして叱られた記憶がありません。

長女長男で育った両親は自身の経験から、いつも私たちを「一人の人間」として対等に扱い、それぞれの気持ちを尊重して育ててくれました。

自分が親になり、複数の子供を育てる立場になったとき、私はこの親のやり方がいかに難しく、そして素晴らしいものであったかに気がつきました。

下の子が泣けば、つい上の子に「お兄ちゃん(お姉ちゃん)でしょ、譲ってあげて」と言いたくなる瞬間は山ほどあります。しかし、私は自分が親から受け継いだ「立場で縛らない子育て」を、我が子たちにも実践しようと心に決めたのです。

「お兄ちゃんだから」を封印した子育て

私は、上の子だからといって理不尽に我慢させることは絶対にしませんでした。

喧嘩をした時も、「上の子だから我慢するべき」「下の子だから許される」という基準は持たず、なぜそうなったのか、それぞれがどう感じているのかをフラットに聞き、個性を尊重するように努めました。

「お兄ちゃん」という役割を押し付けないことは、親としては少し手間と忍耐が必要なこともありましたが、決してその方針を曲げることはしませんでした。

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