新人への厳しい叱責が日常だった職場で、ある日大きなトラブルが発生!
誰もがベテラン上司に“犯人扱い”された新人を庇うことができないまま、後日明らかになった意外な真実とは──。
今回は筆者の友人から聞いた、職場にまつわる反省エピソードをご紹介します。

真犯人

ところが後日、システム担当者が操作ログを確認すると、実際に誤削除していたのは別の社員だったと判明!

しかも、その社員は慌てて隠そうとしていたようで『A子が叱られているなら身代わりになってもらおう』と思いあえて言いださなかったそう。

その社員にシステム担当者が詰め寄ったことで、自責の念もあり白状したとのこと。

さらに、防犯カメラ映像からも、A子が問題の時間帯に別作業をしていたことが確認できました。

その結果、ベテラン上司もすぐに誤解を認め、全体朝礼でA子に対して深く謝罪。

そのとき、“声が大きい人が正しいわけではない”と痛感しつつも上司が怖くて何もA子にしてあげられなかったことを私も反省しました。

事実確認が大切

A子はその後、
「今回の件とは関係なく迷惑ばかりかけてしまうから辞めようと思っていた」
と打ち明けてくれたものの、ベテラン上司や周囲のフォローもあり残ることを決意。

数年経った今では上司からの信頼も厚くなり、後輩指導を任されるようになっています。

ミスを責めるより先に事実確認をすること。

当たり前のことほど、忙しい職場ではつい忘れがちになってしまいます。

感情で決めつけない大切さを学んだ出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にFTNでヒアリングと執筆を行う。