人間関係は相手の立場になることが大切ですが、ついつい自分のことばかりに目を向けてしまいがちです。筆者の知人Aさんは7年前から夫が単身赴任になり、小さな子を抱えながらワンオペで子育てを頑張っていました。やっと単身赴任が終了し、夫が戻ってくる。喜ばしいことのはずだったのに、夫が戻ってきて家庭はぎくしゃくすることに。Aさん一家はどうなってしまうのでしょうか。
7年間の単身赴任終了
Aさんは中学生と小学生の子どもを育てるママ。今から7年前、まだ子どもが小学生と幼稚園生だった頃、家を建てたAさん一家。
すると、家を建てた途端、夫の転勤が決まり、夫は単身赴任をすることになりました。
飛行機の距離に単身赴任していた夫のことは頼れず、仕事とワンオペ育児をひとりで回す日々は、想像以上に過酷なものでした。しかし、7年の間にAさんはたくましくなり、子どもたちも自分のことは自分でできるほど立派に成長していったのです。
そして、先日、夫は7年間の単身赴任を終え、Aさんと子どものいる家に戻ってくることになりました。
Aさんの夫への要求
「夫が戻ってくる」と聞いたとき、Aさんの胸中には「これまで私が頑張ったんだから、次は夫に頑張ってもらいたい」というものでした。
そして、戻ってきた夫にも「これから子育てはあなたメインで引っ張ってね!」と伝えたのです。
これで家族はうまく回り、夫も戻ってきて家族4人で楽しい生活が始まるはずでしたが、そうはいきません。家族の雰囲気はとてもぎくしゃくしたものになってしまったのです。
こんなはずじゃなかった
せっかく家族がそろったのに、ぎくしゃくしてしまうつもりはありませんでした。
しかし、Aさんは「お迎えはあなたね」「休日は食事も作って」と、これまでの遅れを取り戻してほしい一心で次々とタスクを振ってしまいます。
「だって7年間私はひとりでやったんだから!」
夫もそのピリピリした雰囲気には気づいていたのでしょう。何とかしなければならないとお互いに思っていながら時が過ぎていきました。