筆者の友人の話。家族旅行で道に迷った時、夫に言われた「俺、あの道は違うと思ってた」の一言。以前の私ならイラッとして終わっていたと思います。でも後から考えると、少しだけ見え方が変わった出来事でした。

“後出しジャンケン”だと思っていたけれど

夫は昔から、何か問題が起きた後になって「実はそう思ってた」と言うことがあります。

一緒に考えてほしい時には何も言わず、終わった後になって「俺はこうなると思っていた」と言わんばかりの言い方に、私はいつもモヤモヤしていました。

でも後から冷静になって考えると、もしあの時夫に「その道やめたほうがいいんじゃない?」と言われていても、私はきっと「大丈夫でしょ」と押し切っていた気がします。

夫もそれが分かっていて、「言っても聞かないだろうな」と思って黙っていたのかもしれません。

そう思うと、あの“後出しジャンケン”も、少しだけ分かる気がしました。

今回のことで、我が家の夫婦のパターンが少し見えた気がします。私は行動派で突き進むタイプ、夫は一歩引いて見守るタイプ。

だからこそ、今度からはナビを外れそうになった段階で、「ねえ、こっちの道でも大丈夫そうかな?」と、私から夫の意見を「先回りして巻き込む」聞き方をしてみようと思います。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

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※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:森奈津子
海外生活や離婚、社会人での大学再入学など、多彩な経歴を持つライター。現在は幼稚園教諭として保護者の悩みに寄り添うほか、日々の人付き合いの中から生まれるリアルな本音に耳を傾け、多様な価値観に触れてきた独自の視点でそれらを記事にしている。