職場での人間関係に悩み、「辞めたい」と思った経験がある方もいるのではないでしょうか。
しかし、周囲に相談しても信じてもらえず、一人で抱え込んでしまうケースも少なくありません。
今回は、職場で陰湿ないじめを受けていた知人Kさんが、入院先で出会った“おばさまたち”の協力によって状況が一変したエピソードをご紹介します。

病室で見せた“本性”

Kさんはある作戦を立てました。

Tさんを病室へ通し、その会話を録音することにしたのです。

病室へ入ってきたTさんは、最初こそ周囲を気にして当たり障りのない会話をしていました。

しかし、おばさまたちが席を外したように見えると、突然態度が変わります。

「いつ辞表出すん?」
「みんな、あんたおらん方が楽って言うてるよ」
「せいせいしてる」

その言葉を、Kさんはスマホで録音。

さらに実は、同室のおばさまたちもカーテン越しから動画を撮影してくれていたのです。

後日、その記録を会社へ提出。

するとTさんの態度は問題視され、職場内で異動になるなど対応が取られることになりました。

“証拠”と“味方”が自分を守ることもある

Tさんはその後自主退職。Kさんは会社から謝罪され、現在も同じ職場で働き続けており、今でも“おばさまたち”とはランチへ行く仲なのだとか。

外では“いい人”に見える相手ほど、周囲に信じてもらえず苦しむことがあります。

しかし、一人で抱え込まず、記録を残したり、誰かに相談したりすることが、自分を守るきっかけになることもある。

そう感じさせられる出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Anne.R
看護師として9年間、多くの人生に寄り添う中で「一人ひとりの物語を丁寧に伝えたい」とライターの道へ。自身の家づくりやご近所トラブルの実体験に加え、現在は周囲へのインタビューを通じ、人間関係やキャリアなど女性の日常に寄り添った情報を発信している。