夫婦とはいえ、趣味や大切にしていることへの感覚が必ずしも一致するとは限りません。特に自分の大好きな世界を、一番身近な家族から否定されるのは、想像以上に心が削られるものですよね。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。
私の毎日を支えてくれるもの
私は独身時代からかれこれ10年以上、ある男性アイドルグループを応援しています。
ライブの予定があれば仕事も家事も頑張れましたし、「あと少しで会える」と思えば嫌なことも乗り越えられました。
私にとって推し活は、毎日を頑張るための大事な楽しみなのです。
夫からの心無い言葉
でも、夫はそんな私をいつも鼻で笑います。
応援のためのうちわを作っていると「その年でアイドルって痛いな」と嫌味を言い、ライブ前にペンライトを準備しているだけでも呆れ顔。
最初は流していましたが、何度も言われるうちに、自分の好きなもの自体を否定されている気がして、だんだん苦しくなっていました。
静かな反撃
久々に当たったアリーナ公演の当日も、ウキウキで出掛けようとする私に夫は「いい年してキャーキャー騒ぐの、みっともないぞ」と一言。
その瞬間、ずっと我慢していたものが限界に達した気がしました。
「人の楽しみを年齢だけで笑うほうが、よっぽどみっともないと思うけど」
私が感情を抑え、静かに返すと、夫は一瞬黙り込みましたが、まだ納得いかない表情で、苦し紛れに言葉を濁そうとしました。