<筆者の友人の体験談>近所に住むN子は、子どもの年齢が近く、仲良くしているママ友です。
気さくでいい人なのですが、一つだけ気になることがあって……。

帰りの車でも、「助かった〜! ダメ元で聞いてみてよかった!」とケラケラ。
そこで私は、やっと気づきました。

「あれ、この人、私が毎回こんなに悩んで引き受けてるなんて、たぶん1ミリも想像してないな?」って……。

N子にとってお願いごとは、“断られたら別の方法を考える”程度の軽さなのです。
私だけが「断ったら関係が壊れるかも」と深刻に受け止めて、勝手に息苦しくなっていた。

そのことに気づいた瞬間、なんだか急にバカバカしくなりました。

境界線を引く勇気

それなら、私ももっと気楽にいけばいい。

そう決めて、次にまたN子から頼まれた際、勇気を振り絞って「今日はもう自分の時間を優先したいから、行けない」と返信しました。

送ったあとは、スマホを見るのが怖くてしばらく放置していたほどです。
けれど、それに対するN子からの返信は「わかった! また今度ね~」という拍子抜けするほどあっさりしたものでした。

私を苦しめていたのは、N子というより、自分の思い込みだったのかもしれません。
「無理」とちゃんと言うようになってからは、前よりずっと楽にN子と付き合えています。

【体験者:30代・女性パート職員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。