今回は、筆者の知人E美さんからお聞きしたエピソードをご紹介します。
高校生の娘と激しい口論になり、「ママには絶対わからない!」と言われてしまったE美さん。
冷戦状態の夜、思い出したのは――?

不器用な親子の仲直り

翌朝、部屋から出てきた娘に対し、謝るわけでも説教するわけでもなく、こう伝えました。
「昨日ね、あなたのことを見て、昔の自分を思い出したよ。ママもあんな感じだった」

娘は黙ったまま、特に何も言いませんでした。
それでも無言のまま、ソファに座る私の隣に座ってきて、一緒にテレビを見始めます。

娘と私なりの、仲直り。

(たまにすごく憎らしいけど、やっぱり可愛いなぁ)

自分に似て意地っ張りな娘の頭をこねくりまわし、なんだかとても幸せな気持ちになりました。

私なりの向き合い方

反抗期の子どもとの向き合い方に、正解なんてないと思います。
親だからといって、いつでも優しく受け止めてあげられるような器を、私は持ち合わせてもいません。

ひとつ言えるのは、かつての私自身だって「親になんかわからない」と憤る少女だったということ。

結局は愛おしい娘のことを、過去の自分ごと、ぎゅっと抱きしめたくなったのでした。

【体験者:40代女性・自営業、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。