「小さい子どもがいるのでご迷惑をおかけすると思います。申し訳ありませんが、よろしくお願いします」
「お子さんは何歳ですか?」
女性はそう聞いてきました。
「5歳と3歳の男の子です」
私がそう答えると、女性は「元気なときですね。構いませんよ。私、保育士をしているので子どもは騒ぐものだと知っていますから」と言い、にっこりと微笑みました。
その笑顔と言葉に、不安だらけだった私の心は少し軽くなったのです。
本当の“ありがたさ”
だからといって、子どもたちをむやみに騒がせてはいません。
夜9時前には寝かせるなど、できる範囲の騒音対策は行っています。
小さな子どもがいる家庭に理解を示してくれたお隣さんでしたが、「うるさいな」と感じる瞬間は多々あるでしょう。
それでも、廊下ですれ違えば子どもに優しく話しかけてくれますし、その親切心に私は感謝しかありません。
「迷惑はかけている。でも親切な態度を崩さない人もいる。本当の“ありがたさ”って、こういうことなのかも」
そう思った私は、旅行に行けばお隣さんに必ずお土産を買うなど、感謝の気持ちを伝えるように心がけています。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。