保育園の連絡帳、毎日同じ内容だと「あれ?」と思いますよね。しかし、実は担任の先生の“ある思い”が込められていたとしたら――。
今回は、筆者の友人が経験した“連絡帳エピソード”を紹介します。

「連絡帳には毎日の様子を書いていますが、私が一番大事にしていることは、子どもが自分の口で“今日何があったか”を保護者の皆さんに話してほしいんです」

これまでのように先生が詳細を書くのも良いのですが、もう年長です。自分の口から、今日は何をしたか、伝えたいことを言語化して親に伝える力を身に着けてほしいと思っているとのこと。

詳細を書くと、子どもが「もうお母さんは知ってる」と感じて話さなくなることがあるそうです。保護者からは「今日どうだった?」と聞いてほしい、子どもからは「お母さん、聞いて」と言ってほしい。

その思いが、あのシンプルな一文に込められているのだと知りました。

コミュニケーションを見直すきっかけに

それからは、積極的に私から息子に「今日は何をしたの?」「誰と一緒に遊んだの?」と、意識して聞くようにしました。

先生の言う通り、日中離れているぶん、会話でしっかりとコミュニケーションをしようと思ったのです。

息子はたどたどしくも、必死に何をした・誰と遊んだと伝えてくれます。こうした会話がとても大事だと気づかせてくれた担任の先生には、感謝しかありません。

勝手にモヤモヤしていた自分が恥ずかしくなったと同時に、信頼できる先生に息子を預けることができてよかったと感じた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。