いつかは叶えたい夢を抱きながら、日々の忙しさに紛れて月日だけを重ねてしまう人は少なくありません。でも、動かなかった後悔は、挑戦して失敗した後悔より、ずっと長く残るものです。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。
「いつか」を重ねて過ぎ去った年月
20代の頃から、私の夢は会社を辞めて独立することでした。
いつも友人や同僚と居酒屋で飲みながら、「いつかフリーランスで働きたい」と熱っぽく語っていたものです。
でも実際には、必要なスキルを磨くことも、市場をリサーチすることもせず、ただ“夢を持っている自分”に満足していた部分がありました。
今の安定を失うことへの恐怖や忙しさを言い訳にして、夢に向かって具体的に何かをすることはなかったのです。
周囲だけが前に進んでいた
気づけば30代後半。
そのころから、私と同じように夢を語っていた友人たちが、少しずつ事業を始めたり、資格を取ったりと、実際に独立していくことが増えました。
仲間たちが着実に準備を整え、前に進んでいく背中を見送った時、押し寄せてきたのは激しい焦りと自分への嫌悪感でした。