「あの時の自分に『その結婚、絶対にやめなさい!』と言ってやりたい……」 これは、筆者自身が過去に経験した若気の至りとも言える結婚と、あっけない離婚の実話です。親同士の異常なまでの盛り上がりに押し切られ、20歳で学生結婚をしてしまった私。しかし、そこに待っていたのは自立とは程遠い、学生気分の抜けない甘えた生活でした。

就活中もサッカー三昧の夫。卒業と同時に下した決断

そんな学生気分の抜けない生活のまま、いよいよ大学卒業が近づいてきました。私は「保育士として働きたい」という目標があり、懸命に就職活動をしていました。

しかし、私が忙しく飛び回っている間も、夫は相変わらずサッカー三昧。あろうことか彼は一切就職活動をせず、「実家の家業を手伝う」と言い出したのです。それは立派な跡継ぎとしての決心などではなく、単に「親の援助に依存したまま、今の楽な生活を続けたい」というだけのことでした。

自立に向けて必死にもがく私と、親に甘えて変わろうとしない夫。
「このまま親のお金に依存して生きる人と、夫婦として一緒にいる意味がない」
そう痛感した私は、彼との関係に見切りをつける決意を固めました。結局、私たちが夫婦として成長することはなく、大学卒業と同時にあっけなく離婚。周囲の勢いに流され、自立の覚悟もないまま結婚してしまった過去の自分に、今でも強く説教したくなるほろ苦い思い出です。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藤野ゆうこ
2度の離婚を経て、シングルマザーとして介護職の管理者を務める現役会社員。現場で触れてきた数多くの家族の人生模様や、自身の波乱万丈な実体験をベースに、読者が同じ苦労をしないための教訓を込めたコラムを執筆。現在は介護現場や周囲への取材を通じ、嫁姑・夫婦関係・ママ友など、複雑な人間関係のトラブル解決に繋がる情報を発信中。