「あの時の自分に『その結婚、絶対にやめなさい!』と言ってやりたい……」 これは、筆者自身が過去に経験した若気の至りとも言える結婚と、あっけない離婚の実話です。親同士の異常なまでの盛り上がりに押し切られ、20歳で学生結婚をしてしまった私。しかし、そこに待っていたのは自立とは程遠い、学生気分の抜けない甘えた生活でした。

母親同士が同郷で意気投合! 異常に仲の良い両家

私が18歳の頃から付き合っていた彼(元夫)とは、親同士が非常に仲良しでした。
その理由は、私と彼の母親同士が偶然にも「同郷出身」で「同い年」だったからです。地元に共通の知人もいることが判明してすっかり意気投合し、なんと家族ぐるみで一緒に帰省までするほどの仲の良さでした。

親同士は「このまま二人が結婚して親戚になれたら、どんなに楽しいだろう!」とすっかり舞い上がっていました。そして、交際から2年が経った頃、親たちの強烈な勢いと期待に押し切られる形で、私たちは20歳で「学生結婚」をすることになったのです。

夫はサッカー三昧。義実家への「すねかじり生活」

お互いに「どうしても今すぐ結婚したい!」という強い意志があったわけではなく、親の勢いに流されただけの結婚。そのため、結婚しても生活に対する責任感は全く芽生えませんでした。
夫は家庭を顧みるどころか、学生時代から続けていた趣味のサッカーに没頭する毎日。

一方の生活費はどうしていたかというと、夫の親が自営業を営んでいたため、私と夫が学校の合間にその仕事を手伝い、生活に困らない程度のお金(実質的なお小遣い)をもらって暮らしていました。
つまり、夫婦としての自立には程遠い、完全な「親のすねかじり状態」だったのです。