子どもの成長は、案外ふとした瞬間に気づかされるものです。友人との何気ないやり取りや、親の知らない場所で見せる優しさに、思わず胸が熱くなることがあります。今回は、私の友人A子から聞いた、運動会のあとに知った「息子の意外な一面」に心が温かくなった出来事をご紹介します。
後日知った息子の優しいひと言
後日、Kくんのお母さんと話す機会があり、その時に初めて息子がかけていた言葉を知りました。息子はKくんに「緊張するよなー! 俺もめっちゃくちゃ緊張してる(笑)一緒にがんばろう」と声をかけていたそうです。極度の緊張しいなKくんは、その言葉のおかげで気持ちがかなり楽になったと話していたとのことでした。
足の速さ以上に誇らしかった成長
最近の息子は反抗期のような態度をとることも増え、つい口げんかになる日もあります。それでも、友達の気持ちを考えて自然に寄り添える優しさを持っているのだと知り、とても誇らしい気持ちになりました。足の速さだけではなく、こういう人としての強さも育っているのだと感じた出来事です。
A子からこの話を聞いた時、思わず胸が温かくなりました。子どもの成長は、成績や結果だけではなく、誰かに自然と優しくできる瞬間にこそ表れるのかもしれません。緊張している友達に寄り添えるA子の息子さんの姿に、私までうれしい気持ちになりました。親の知らない場所で育っていく優しさは、本当に尊いものだと感じた出来事でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。