子どもの成長は、案外ふとした瞬間に気づかされるものです。友人との何気ないやり取りや、親の知らない場所で見せる優しさに、思わず胸が熱くなることがあります。今回は、私の友人A子から聞いた、運動会のあとに知った「息子の意外な一面」に心が温かくなった出来事をご紹介します。

毎年1位を目指す運動会の徒競走

私の息子は小学4年生です。運動が得意で、運動会の徒競走では毎年1位。今年の運動会でも、学年の中でも特に足の速い子たちが集まる最終組で走ることになりました。親としては頼もしく感じる一方で、本人もそれなりにプレッシャーがあるようでした。

緊張しやすい友達への自然な声かけ

その最終組には、とても緊張しやすいKくんもいました。スタート前、息子はKくんに何度も話しかけていましたが、私は「仲が良いからかな」くらいにしか思っていませんでした。競技が始まる直前まで、2人で笑いながら話していたのを覚えています。