ホテルやレストランは、不特定多数の人が利用する場所だからこそ、利用する側の振る舞いやマナーが問われるところでもあります。誰もが気持ちよく過ごすためには、周囲への配慮やスタッフへの敬意も必要ですよね。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。

非日常を楽しむ空間で目にしたのは……

先日、旅行で泊まったホテルのモーニングビュッフェでのことです。

焼きたてのパンや特産品を使った小鉢などを楽しみにしながら、案内された席に着くと、隣のテーブルがやけに賑やかなのが気になりました。

見ると、20代の女性グループが食べきれないほどの料理を皿に山盛りにしています。
しかも、一口ずつ食べてはそのまま放置し、また新しい料理を嬉々として取りに行くという行為を繰り返していました。

やりきれないモヤモヤ

テーブルには食べ残しがどんどん積み上がっていきます。
無残に残された食べ物の山を見て、胸が痛みました。

せっかく丁寧に作られた料理なのに、あまりにもったいない……。

周囲のお客さんも、彼女たちの散らかし方に眉をひそめて視線を落としています。
せっかくの楽しい旅の朝なのに、私の心の中にはモヤモヤが広がっていきました。

気品ある一言

そこへ、ベテランのスタッフが皿を下げにやってきました。

スタッフが残り物に目を落とすと、彼女たちは顔を見合わせて笑いながら、「味が合わなかったんで~」と悪びれず言い放ちます。