今回は、筆者の知人A子さんのエピソードをご紹介します。
近所に住む息子さん夫婦のお家に、家事育児のサポートのためよくお邪魔するA子さん。仕事や育児で忙しいお嫁さんに尊敬の気持ちで「お家キレイにしてるね!」と伝えていたA子さんでしたが、ある日、息子さんが神妙な顔で話し始め──。明かされたお嫁さんの本音に、驚いてしまった出来事がありました。

息子から聞いた言葉にびっくり

しかし、ある日いつものように孫のお世話をしに行くと、息子が「いつも来てくれるのは助かるんだけど……」と神妙な面持ちで話し始めました。

何事かと思っていると、私が遊びに行くたびにお家のキレイさを褒めることは、お嫁さんからすると、掃除しているかチェックされている気分になるとのことでした。なんでも、お嫁さんも仕事が忙しくなってきていて、そんな中私からの言葉は、いつも掃除しないといけないというプレッシャーになっていたようでした。

褒め言葉だと思っていた言葉が、逆にプレッシャーを与えていただなんて、まさかの受け取られ方に私は驚いてしまいました。同時に、息子夫婦をサポートするためにお邪魔しているのに、しんどい気持ちにさせていたことに、申し訳ない気持ちにもなりました。

学んだこと

それからは、家の中のことについては何も触れず、孫のお世話や家事手伝いだけに専念するよう気を付けるようになりました。自分にとっては褒め言葉でも、誰かにとっては違うように感じることもあるのだと、この一件で学びました。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。