長く一緒にいる相手ほど、「これくらい分かってくれるはず」と期待してしまいがちですよね。しかし、身近だからこそ噛み合わず、なんとなくモヤモヤが残ることも多いものです。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。

なんでも「ふーん」の夫

結婚して7年、夫婦仲は悪くないほうです。
しかしここ数年、夫との会話になんとなく虚しさを感じるようになりました。

夕飯時に話しかけても、夫の返事はいつも「ふーん」「へぇ~」だけ。
視線はテレビやスマホのままで、私の言葉が右から左へ流れているのは明らか。

最初は気にしないようにしていたのですが、毎回続くとこれが地味に刺さるのです。
聞いてほしくて話しているのに、全然届いていない感じがして、話しかけることも億劫になりそうでした。

夫婦の会話のズレ

ある日、ついに「ねぇ、ちゃんと聞いてる?」と詰め寄ると、夫は「結局、何が言いたいの?」と困惑した表情。

その瞬間、腹が立つより先に、「あれ? この人、もしかして悪気があるわけじゃないのかも……」と思ったのです。

私はただ今日あった嫌なことを共有したかっただけ。
でも夫は、話にはオチか結論が必要だと思っていたようでした。

夫をAIだと思ってみた

数日後、仕事で生成AIを使いながら、ふと思いつきました。

AIって、指示が曖昧だと見当違いな答えを返してきますよね。
「具体的に入力してください」と言われることもあります。

「もしかして夫も同じなのかも」と思ったのです。

私はただ話を聞いてほしいだけなのに、その指示がないから、夫は「どう返すのが正解なんだ?」と困っていたのかもしれません。

そこで私は、夫を「入力次第で反応が変わる超高性能AI」だと思って話し方を変えてみることにしました。