低学年で少年野球チームに入ったものの、家ではゲームやテレビに夢中で自主練には目もくれず、試合では毎回ベンチを温め続けていた息子。そんなやる気ゼロの我が子を、母のたった一言の“魔法”で立派な野球少年に変えることができた、ほっこりエピソードをご紹介します。
気まぐれに振ったバットに、母の大袈裟すぎる“魔法の一言”が炸裂!
そんなある日のこと、息子が自宅リビングで気まぐれに数回だけバットを振りました。いつもなら「危ないから外でやりなさい」と言ってしまうところですが、A子はこれを千載一遇のチャンスだと確信したのです。
ここぞとばかりに、A子は「今のすごい!! 音が全然違うよ!」と、両手を叩いて大袈裟に褒めちぎりました。
すると、息子の目が一瞬で真ん丸に。単純すぎる息子にとって、母のこの一言は強力な魔法となったのです。
毎日練習に励む我が子と、一緒に野球を勉強する幸せな日々
その日を境に、学校から帰ると「僕、ちょっとバット振ってくるね!」と言うほど、息子のやる気スイッチが完全に入りました。親を驚かせたい、もっと褒められたいという一心で、あんなに長続きしなかった練習を毎日自ら進んで行うようになったのです。
コツコツと努力を重ねた結果、万年ベンチを温めていた息子が、ついに試合に出場できるまでに成長しました。今では「もっと遠くに飛ばしたい!」「ホームランを打ってみたい!」と目を輝かせる息子。そんな姿に突き動かされ、A子自身もルールやスコアの書き方を一緒に勉強するほど、親子で野球に熱中する充実した毎日を送っています。
子どもを信じて褒めることが、一番の成長のスパイスになる
親としての接し方一つで、やる気ゼロだった子どもを立派な野球少年に変えることができたA子。イライラして「練習しなさい!」と怒鳴るよりも、小さな変化を見逃さずに大袈裟なくらい褒めることが、子どもの可能性を何倍にも広げる最高の特効薬になると感じたそうです。
子どもの輝く笑顔は、親にとって何よりのエネルギー源。これからも息子のホームラン級の笑顔を見るために、親子で頑張っています。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。