子どもの頃、母が弟ばかりをかわいがることが不満でした。しかし、自分も同じ年齢差・性別の子どもを持ったことで、見えてきたものとは? 筆者の知人から聞いたお話をご紹介します。
しかし、悶々と悩んでいるうちに、私はあることを思い出したのです。
学校に行きたくなかった時、母が何も聞かず休ませてくれたこと。
友人とのトラブルで落ち込んでいた時期、私の好きなファミレスに2人きりで連れていってくれたこと。
「そういえばお母さん、大切なときにはいつも寄り添ってくれていた……」
改めて考えると、母はちゃんと私に向き合っていたんだと理解できたのです。
経験を通して知った親の気持ち
このことに気づいて以来、母に対する葛藤はなくなりました。
自分が子育てを経験したことで、ようやく理解した母の気持ち。
人間はこうして、大人になってから親の本当の気持ちを知るのかもしれません。
今では弟に会っても複雑な思いを感じることもありませんし、「かわいい息子の言うことは素直に聞く」という母の弱さも笑って受け止められます。
なぜなら母のそんな気持ちが、息子を持った私もよく分かるから、ですかね。
【体験者:30代・女性パート従業員、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。