子どもの頃、母が弟ばかりをかわいがることが不満でした。しかし、自分も同じ年齢差・性別の子どもを持ったことで、見えてきたものとは? 筆者の知人から聞いたお話をご紹介します。

弟をかわいがってきた母

私は30代のパートで働く主婦です。
私には2歳年下の弟がいますが、私たちが子どものころ、母は弟を特にかわいがっていたような気がします。

3人で出かけると母は弟と必ず手を繋ぐのに、私とは繋いだり繋がなかったり。
私には「自分でやりなさい」と言うことが多いのに、弟の面倒はかいがいしく見たり。

「弟ばっかりずるい」
そんな嫉妬にも似た気持ちを、幼い頃から抱えていました。

自分も男の子のママに

そんな私も、結婚して2児の母親になりました。

奇しくも私自身、生まれた子どもたちは上が女の子、そして2歳離れて男の子という順番。
私たち姉弟と同じ関係性でした。

実際に自分が子育てをしてみると、女の子は比較的しっかりしており、逆に男の子は目が離せないということが判明。

そのうえ長男は甘えん坊で、「ママ大好き」アピールがすごいのです。
どちらかといえばあっさりとした性格の娘よりも、長男に目がいくことが多くなっていました。

思い出した母の行動

もちろん子どもたちは、2人とも同じくらいかわいいです。
でも、気づけば私も母のように長男ばかりに時間を割いていました。

「これじゃ、お母さんと同じじゃない」
思わず自分を責めた私。子どもの時に抱いた嫌な気持ちを、大切な娘にも感じさせてしまうかもしれない──。