これは筆者の友人Aの体験談です。「お客様は神様です」なんてフレーズがありますが、時には、そんな言葉では片付けられない場面もあります。Aは学生時代に叔父のクリーニング店を手伝っていた時、理不尽なクレームに遭遇しました。

その後、女性はコートを抱え逃げるように退店していきました。叔父は去年の台帳を閉じながら苦笑いして言いました。「やっぱり記録は大事だなあ。」と。しかし、叔父は台帳を開く前に、そのコートを去年の10月に預かったことを覚えていました。何よりすごいのは、日々の記録を残し、一着一着と真剣に向き合っていた叔父だと感じたのでした。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:大葉みのり
FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。