「里帰り=正解」とは限らない。母と衝突ばかりだった友人が選んだ、自分の心を守るためにした選択は、「頼らない」出産でした。物理的な距離を置くことで手に入れた、母との「穏やかな時間」とは? 友人が体験談を語ってくれました。
ftnews.jp

あえて「里帰りしない」と決めた私

私は息子を出産しましたが、里帰り出産はしませんでした。

夫や母の心配を押し切り、断固として実家には帰らない。そう決めていたのです。

近すぎると、辛くなる

私の実家は今の家から3時間ほど離れたところにあります。

今住んでいる家とは全く勝手も違うし、車が必須の実家。私は車の免許は持っていましたが、ペーパードライバーだったので、運転は母に頼るしかありません。

高校を卒業すると同時に家を出た私にとって、「母との適度な距離感は大切」というのは、身を持って感じていました。

実家にいるときは、一人娘の私と母は衝突ばかり。毎日のように言い合いをし、話し合っても平行線。

周りの友人たちが当たり前に里帰り出産を選ぶなか、私は今の住まいでの出産を決めたのです。

夫は「仕事は休めないけど大丈夫?」と心配しました。でも、母の顔色を伺いながら手伝ってもらうより、夫に頼る方がずっと心が軽かったのです。