習い事や旅行、特別な体験など、子どものために「何かをしてあげたい」と思うのは親心ですが、SNSなどで周囲の充実した様子を目にすると、ついつい比べて焦ってしまうこともありますよね。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。
比べられるたびに揺れる心
小学1年生の娘を育てる私には、近所にM美というママ友がいます。
M美の口癖は「週末、どこ行ったの?」
M美一家はアクティブで、キャンプや最新施設など、毎週豪華なお出かけを楽しんでいる様子。
スマホに並ぶキラキラした休日の写真を見せられるたび、私はつい自分の家の地味な週末と比較し、親として怠けているような気がして、苦しくなってしまいました。
刺さる「経験格差」という言葉
何より辛いのは、M美の「経験格差」という言葉でした。
「親が頑張らないと、子どもが可哀想よね。経験格差って、残酷だけど将来に響くから……」
そんな言葉に胸の奥がチクリと痛み、近所の公園で遊ぶだけで満足している我が家は努力が足りないのではないかと、暗い気持ちになりました。
M美の何気ない質問が、まるで育児の抜き打ちテストを受けているようなプレッシャーに変わっていったのです。