子どもの足音など生活音に配慮し、防音対策や時間帯にも気をつけて暮らしていたにもかかわらず、隣人から理不尽な苦情を受け続けた知人のA子。話し合いで解決できず悩んだ末に管理会社へ相談してみると……? 冷静な対応が状況を変えた出来事です。
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「静かに暮らすため」に徹底していたこと

夫と1歳の息子と暮らすために、私は3階建ての静かなアパートへ引っ越しました。
内見の時点で壁の厚さや周囲の環境を確認し、角部屋を選択。
入居後すぐに床一面に防音マットを敷き、足音が響きやすい場所には厚手のラグを重ねました。
洗濯機を使うのは早朝や夜を避けて日中のみ、掃除機をかけるのは短時間で済ませ、ドアの開閉もゆっくり行うよう徹底。子どもがいる家庭として、周囲への迷惑を最小限にするべく、できる限りの配慮をして生活していました。
新しい生活の期待に胸をふくらませていたある日、隣の部屋から現れたのがBさんという女性でした。
「お隣さん? よろしくお願いしますね」
一見普通で、どこにでもいそうな人。
私は安心していたのですが、その平穏な日々は長くは続きませんでした。

突然始まった理不尽な苦情

その日の夜、息子がお風呂上がりに少しぐずり、軽く泣いてしまったのです。
十数分後、突然インターホンが鳴りました。
出てみると、Bさんが無表情で立っていました。
「子どもの泣き声、やめてもらえます?」
第一声がそれで、私は言葉を失いました。
翌日も、息子が朝の準備中に軽く泣いた途端、すぐに壁をドンッと叩く音。
昼すぎには、「歩き回る音がうるさい」と手紙までドアに貼られていました。
「走らせないよう気をつけていても、生活音さえ許されないのか……」と、対策を重ねていただけに困惑しかありませんでした。

歩み寄ろうとして見えた限界

誤解を解こうと夫と相談し、直接話しに行きました。
しかし、ドアチェーン越しに返ってきたのは冷たい言葉でした。
「子ども産むなら、防音の家に住むのが常識でしょ?」
その瞬間、胸の奥からふつふつと怒りが湧きました。
こちらの対策や事情を伝える余地はなく、どれだけ気を遣っても、歩み寄る気なんてない、「これは話し合いで解決する相手ではない」と感じました。