甘えん坊の娘がついに小学生に。そこで感じた成長に、母は驚きとともに寂しさを感じました。筆者の知人から聞いたお話をご紹介します。
パッと手を離した娘
曲がり角を曲がったとき、向こうから娘のクラスメイトが歩いて来るのが目に入りました。
「あ、○○ちゃんだ」
そう呟いた娘は、突然私と繋いでいた手をパッと放しました。
そして「ママ、ここまででいいよ」と言うと、私を振り返ることなくクラスメイトの元へと駆けて行ったのです。
急に離された手と、振り向きもせず行ってしまった娘。
私の中には驚きとともに、嬉しさや寂しさといった感情が一気に湧き上がってきました。
徐々に親から離れていくと実感
甘えん坊で、手を繋がないと泣いていた娘。
だけど小学生になった彼女には、「親と手を繋いでいる姿を見られるのが恥ずかしい」という気持ちとともに「親よりクラスメイトといる喜び」が芽生えていました。
「こうやって成長していって、いつかは親元から旅立って行くのね」
そう初めて実感した私は、大きな寂しさに包まれていました。
遠ざかって行く娘の後ろ姿を見ながら、私の目からはホロリと涙がこぼれていたのでした。
【体験者:30代・女性パート従業員、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。