2025年の文部科学省の調査によると、小・中学校の不登校児童生徒数は12年連続で増加し、現在は約35万人ほどにのぼるそうです。筆者の友人・M華の娘も小学校時代のイジメが原因で不登校に。これは親として戦ったM華のお話です。

イジメによる不登校

私の娘は現在中学3年生。
小学3年生のクラス内でイジメがあり、4年生からは完全な不登校状態になりました。

私は学校の先生やスクールカウンセラー、児童精神科の先生など、さまざまな方面へ相談を行ったのですが、娘の不登校は改善できず。
そんなある日、学校からの提案で、直接イジメの加害者児童の保護者と話し合いをすることになったのです。

加害者との話し合い

話し合いに参加したのはイジメの加害者児童の保護者、校長、担任の先生、私の7人。
不登校の原因となったイジメの経緯を話すと「証拠もないのに」「うちの子がそんなことはしない」「被害妄想なんじゃないか」など、受け入れがたい発言ばかりが飛び出しました。

特にイジメ主犯格の保護者・Yさんは「不登校不登校って騒いでるけど、それって家庭に問題があるんじゃないの?」と言い放ったのです。
娘がどれだけ傷ついているかへの理解が得られない現場に、私は深い悲しみを覚えるとともに、ここでは何も解決しないと思い、話し合いの席を後にしました。

大会での出来事

その後、私は娘と話し合い、元の学校へ戻ることだけが正解ではないと判断しました。復学はせずにフリースクールへ通うことにしました。
中学校は別学区の中学へ進学。
部活動はテニス部に入部し、不登校だった小学校時代が嘘のように頑張っていました。

娘が2年生になって市の大会が開催されたときのこと。
私が応援に行くと、小学校の時の同級生の保護者・Tさんと会いました。
Tさんは楽しそうに試合をする娘を見て「学校変えたんだね。でも正解だと思う」と言い出したのです。