職場での人間関係に悩むことは誰でもありますが、ときには価値観の違いが大きなトラブルに発展することも。
今回ご紹介するのは、筆者の知人Aさんが体験した出来事です。無断でスマホを操作するなど、信じられない行動を取る同僚Hに限界を迎えた瞬間。周囲の対応から見えた“本当の強さ”について考えさせられる体験談です。

距離を置きたくなった理由

知人の看護師Aさんから聞いた話です。

彼女は、夫の元同僚の奥さんであるHさんと、偶然同じ職場で働くことになりました。

もともとHさんは、知らない土地で暮らすAさんを気遣い、夫を通じて紹介された人でした。
そのためAさんも「関係を大切にしたい」と思い、できる限り歩み寄ろうとしていたといいます。

しかし、次第に違和感が積み重なっていきました。

Hさんは年上という立場もあり、自分の経験を武勇伝のように語ることが多く、会話の中でも他人を見下すような発言が目立つタイプでした。

さらに問題だったのは、その距離感のなさです。

無断で写真を撮影し、Aさんの半目の写真や気を抜いた瞬間をSNSに投稿。
「やめてほしい」と何度伝えても、「自意識過剰よ」と笑い飛ばされるばかり。

また、生まれたばかりの子どもの写真を求められ、仕方なく一度送ったこともありました。
しかし返ってきたのは感想ではなく、自分の子どもの写真だけ。

さらには自宅に訪ねてきた際、玄関を開けた瞬間にカメラを構え、子どもを勝手に撮影しようとしたことまで。

そのたびにAさんは、言葉を選びながら「やめてほしい」と伝えていましたが、状況は変わりません。次第にAさんはHさんから距離を置くようになっていきました。

昼休みに起きた衝撃の出来事

そんなある日、職場で決定的な出来事が起きます。

昼休み、Aさんはうっかりスマホをロックせず席を外してしまいました。

戻ると休憩室がざわついており、HさんがAさんのスマホを手にしていたのです。

同僚が止めても「少し見るだけ」と操作をやめず、写真フォルダや育児アプリの内容まで確認。

さらには「質素な離乳食」と口出しをし始め、ついにはこう言い放ちました。

「子どもも可愛くないから見せたくないんでしょ」

その瞬間、Aさんの中で何かが切れました。

「世界一可愛いに決まってるやろ!」

普段は穏やかな彼女が声を荒らげたことで、その場の空気が一変したといいます。